初めまして!ようこそharumitsuのブログへ。
慣れない料理と時々おいしかった食べ物の備忘録です。
小さな頃から母に手を引かれて買い物によく連れて行かれていました。ガラスケースの中の丸物の魚を見てビックリ!プラスチックのざるに山盛りで積まれているキュウリやトマトの匂いを嗅ぎ、籾殻に丁寧に並べられている玉子を手に取ったり、それはそれは毎日が新しい出会いで一杯でした。次の日に訪ねても全く同じ物はないわけで、それこそ一期一会。なんだか人生と同じだったんだなと今思うことしきりです。
母は自分の料理を作る時は私をそばに立たせ見ててねと何時も工程を見せていました。最初は何をしているか分からなくても素材に加工を入れる過程で音や匂いや色などが変わり出来上がったお料理を母の味として何時もお腹いっぱい食べていたのを思い出します。
時が流れ・食べることは好きでも作るのは殆どやらなかった私が母が台所に立つことがだんだんつらくなっているなと気がついたときに、これからは自分が作ってみようと母と一緒に台所に立つようになり、母を送り出した後は自分の家族の為に作るようになりました。
何とはなく記憶の底にあるようなものの三つ子の魂百まで。とは良くいったものでいざ自分がやろうとしたときにその場面が頭に浮かんでくるのが不思議です。最初はだれもが初心者・さあ始めましょう!